1. 待て
「マテ」
待たせること。犬を飼う上で一番必要な訓練。
その場でじっと待っていられるというのは意外に難しいこと。ごはんの前のマテはできるのに、普段マテと言ってもすぐ動いてしまうという方も多いのではないでしょうか？それはまだちゃんとマテを理解していない証拠です。どんな姿勢、状況でも待てるように訓練します。
2. 脚側行進
きゃくそくこうしん「ツケ」
歩く時に、飼い主さんの左側で並んで歩けるようにする訓練。
お散歩中飼い犬に引っ張られ、コントロールがやっとという方を見かけることがあります。犬自身が人のペースに合わせて歩いていると、拾い食いや過剰なマーキング、他の犬に吠え掛かるような行為もなくなります。
3. 停座
ていざ「スワレ」
座らせる訓練。
一番使うことが多い課目で、基本の姿勢です。散歩中に信号待ちなどで立ち止まったとき、飼い主さんの横できちんと座って待っている犬はとっても賢そうに見えますよね。
4. 伏臥
ふくが「フセ」
伏せた姿勢をとる訓練。
服従の姿勢でもある「フセ」は、やりたがらない犬も多い課目です。飼い主さんとの正しい主従関係を築く上でも必要な訓練です。
5. 招呼

しょうこ「コイ」
呼んだらすぐに人の元に来るようにする訓練。
これも意外に難しい課目。近くまでは来るのにまたすぐ逃げてしまうという子いませんか？開放された自由な状態の楽しさを覚えてしまった犬は、脱走癖がついてしまったり、呼んでもなかなか戻ってこなくなります。呼ばれたら喜んで戻ってくるように訓練します。

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6.休止
きゅうし「ヤスメ」
後ろ足だけくずした、リラックスした姿勢で長時間待たせる訓練。
コンビニの外につないで待たせたり、ドッグカフェでテーブルの下で待たせるときなど、長時間じっとさせなければいけないときがあります。そんなとき、犬自身も楽な姿勢なら長時間でも待っていられます。ヤスメの姿勢のとりかた、長時間待てるように訓練します。
他にもお留守番ができるように、インターホンで吠えないようになどの問題もあるでしょう。そんなさまざまな問題を解決するのにも、まずは基本訓練が大事なんです。　　　　　　　　　
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